今日はモルダム工法で石橋の補修工事現場視察をご紹介します。
岡山から車で10時間‼現場は鹿児島県志布志市。
長年の荷重に耐えていた石橋もアーチ部下側では石が側方に広がり目地幅が広がっている状況で石積奥を確認するとぐり石が確認できる状況でした。
従来、擁壁に対しての側面での施工でしたがアーチ部上面の石積に対しても確実に石積内部ま
で石積専用接着剤(モルダム)が注入出来るかを課題として取り組み、確実に内部に注入出来る事を現場にて確認させて頂きました。
当該石積の目地ズレは大小さまざまな幅であり、斫りで目地幅を広げない場合、狭い隙間でも石積専用接着剤(モルダム)の粒子や成分がスムーズに動き、詰まりや凝集が少ない事が条件となり流動性と粘性も保たれることで上面への注入も確実に出来る事を確認しました。
先人の方がどれほど苦労して作られたかに想いをはせ、これから先も末永く使われ続ける事でしょう。
株式会社トーラスでは
中国地域、近畿方面、四国より石積・石垣擁壁の補強工事をたくさんご依頼頂いております。
お問い合わせを頂ければ、ご質問や、問題点、不安点について丁寧に考え対策してまいります。
石積接着補強工事モルダム工法で石積みを守る重要性を皆様に広く知っていただき様々な現場でこれからも努力してまいります。
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