みなさんこんにちは
岡山県岡山市北区にある株式会社トーラスです
先日大阪の大阪市立大学にて開催された地盤品質判定士会のセミナーと技術展示会に参加してきました。
セミナー内容は一例として「宅地の防災学」京都大学防災研究所 釜井教授等、宅地と地盤災害関するもので
新たな知見が広がり非常に有意義な時間を過ごせました。
地盤品質判定士(※1)における役割、昨年7月の豪雨災害や熊本、北海道の地震災害と絡めた講義もありました。
※1
地盤品質判定士は,宅地の造成業者,不動 産業者,住宅メーカー,住宅及び宅地の取得者(購入者)の間に立ち、
地盤の評価(品質の判定)に関わる調 査・試験の立案,調査結果に基づく適切な評価と説明および対策工の
提案等を行います。地盤品質判定士並び
に地盤品質判定士協議会は,広く社会に貢献することを目指します。
出展:地盤品質判定士会 https://jiban-jage.jp/pege.html
セミナーを受けて
宅地での地盤災害に遭わない為の一番の予防が、ハザードマップ等で危険とされている土地やには
住まないというのが一義的な前提ではあるが、実際には多くの世帯が暮らしており、先祖伝来の土地を
離れるわけにいかない人々も沢山暮らしているのが現実です。
自然災害が多発する中、被災後の復旧は行政側が支援してくれる場合が多ですが、
少しでも被害が出ない様に今できる対策を行政任せにするのではなく、
行政と共に各々の人が危険を予知し対策する事が重要と感じました。
危険予知は我々、建設業界では「KY」活動(K:危険 Y:予知)として現場での
今日の作業内容と現場の状況を照らし合わせて、今日は○○に注意して作業ヨシ!!などと
毎日やっているのですが、生活空間の危険予知は自分も含め漠然としか考えていなかったと思います。
大きな地震が来たら!大雨で土石流が発生したら等考えたらきりが無いですが、
「あれ最近、家の壁に亀裂が入っている」この家大丈夫かな?耐震診断してもらおうかな!
などと「気づく」事が大切だと考えます。
防災士の資格を取る際に学んだ一つに「被害想定とハザードマップ」があります。
昨年の西日本7月豪雨では倉敷市真備町で多くの方がお亡くなりなりました。心よりご冥福をお祈りいたします。
事前に倉敷市が作成したハザードマップと実際の浸水被害地域と酷似していたとの事、
これは一つの例でしかありませんが行政と住民のリスクコミュニケーションの重要性も感じました。
近年の気象情報では「想定外の」「50年に一度の」とかを良く耳にする様になり
ハザードマップで我が家は危険地帯ではないから大丈夫と過度に依存する事なく、
主体的に考え行動する事も重要と考えます。
我々も微力ですが人々に喜んで頂ける仕事を励みとして、なお一層頑張ります。
九州防災メンテナンス株式会社 杉山代表もご参加頂きました。
技術展示ブースにて、石積の接着補強工事とおまけでやぎさんレンタルのご紹介をさせて頂きました。
トーラスでは石積強度の定量的評価 を上記の地盤品質判定士の資格者を有する
(有)太田ジオリサーチ社に外部委託をしております。
トーラスでは、石積み災害防止工法研究会の岡山県支部、支部長でもあり、
岡山市内及びその近郊での現地調査、お見積り、アドバイス等を無料で行っています。
その他の地域におきましても対応できる場合が多くございますのでお気軽に問い合わせください。
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