崩落の危機から歴史的遺構の石垣を保存する。壊さず強靭化する石垣補強と補修の重要性  

こんにちは。「石垣・石積み・各種擁壁の補修、補強」「やぎさんレンタル」「電気通信工事業」を展開している株式会社トーラスです。



■歴史的資産が直面する「維持管理」の限界とリスク



参考記事「石積みの隠れた危険」


文化財に指定されている城郭等の石垣の保存の為の修復は、原則として綿密な調査から築造当時の技術で同じ材料を用いて補修を行う事が求められ、補強が必要な場合は文化財としての石垣の価値に配慮し、価値を極力損ねる事の無い方法で行うとされています。


この様に文化財に指定された石垣は熊本地震で熊本城の石垣が崩落し復旧する為には20年掛けて10万個の石を積み直すと言われ途方もない費用と労力がかかります。


そうした制約がある中でも美観を損なう事無く補強する様々な技術が最近では広がりを見せています。


従来の石垣修繕は、石の隙間にモルタルを詰める「目地塗り」が主流でした。しかし、目地塗りは美観を損なうだけでなく大きなリスクが潜んでいます。


内部空洞の放置

石垣の表面だけを固めても、内部の空洞化が進行すれば、突発的な崩壊が発生する恐れがあります。


排水機能の不全

不適切な補修によって水の逃げ道が塞がると、雨天時に内部水圧が急上昇し、かえって崩落を誘発します。


景観の毀損

コンクリートでの厚塗りは、文化財保存の観点から資産価値を著しく低下させます。


【トーラスの取り組み】

こうした「安全性と美観の両立」という難題に対し、モルダム工法(特許工法)で歴史ある石積みを壊したり美観を損なったりすることなく、本来の姿を保ったまま次世代へ繋ぐ。

私たちは、伝統と最新技術の架け橋として、大切な資産を守り抜きます。


社寺仏閣や歴史的建造物において、石垣は単なる構造物ではなく、その土地の風格と歴史を象徴する重要な資産です。しかし、築後数百年が経過した石垣は、老朽化によって地震やゲリラ豪雨による崩落リスクが高まっている可能性があります。


管理者にとっての最大の難問は、「安全のために石垣の補強は必須だが、コンクリートで固めて歴史的遺構の景観を壊すわけにはいけない」という点ではないでしょうか。


株式会社トーラスの施工事例紹介


ピンポイント注入

施工例:日本遺産 琵琶湖疎水 大津閘門




日本遺産である石垣の補強は外観を損なうことなく補強する事が条件。

当社に依頼を頂いた箇所は、水門の中にある乗船場の両脇の石積擁壁でした。

石垣は長年の水位の変化により、水による吸出しで内部空洞が広がってる事が設計調査で確認され歴史的遺構の価値を守るため修復部が目立たない様に部分的に削孔し内部空洞箇所に確実にモルダム(石積専用接着剤)を注入し、削孔後も目立たない処置をする事により、美観を損なわず石積擁壁全体を補強する事が出来ました。


施工例:歴史的遺構 尾道レンガ堀

#84【石垣・石積接着補強工事】広島県尾道市



施工前                   施工後



戦前建築のレンガ堀が倒壊の危険性がある事から撤去も検討されたが市民から「風情ある堀を残して欲しい」との声を受け、当社ではレンガ堀の石垣を補強させて頂きました。


【トーラスからのご提案】

こうした「安全性と美観の両立」という難題に対し、モルダム工法(特許技術)で確かな答えを出します。歴史ある石積みを壊したり美観を損なったりすることなく、本来の姿を保ったまま次世代へ繋ぐ。私たちは、伝統と最新技術の架け橋として、大切な資産を守り抜きます。


トーラスでは、科学的根拠に基づいた確かな技術と施工により、景観を保ちながら安全を確保します。現地調査・お見積りまで、原則無料で承っております。


まずは無料相談・お見積りをお気軽にご利用ください。


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■「数値」で安全を可視化する、科学的エビデンス


既存の石積の石の硬度・種類にもよりその安全性を確認する方法は従来はありませんでしたがトーラスでは調査専門の太田ジオリーサーチさんと表面探査技術を応用する事で擁壁や地山の剛性(変形のしにくさ)を測定する事が可能ととなり、事前と事後で客観的に石積擁壁の剛性がどれほど上がったかのかを客観的に数値で確認する事が出来る様になりました。



参照:弊社HPより


特に、公共施設の管理において、重要なのは「補強したことによってどのくらい強くなったのか」という客観的な証明です。

こうした根拠が必要な場合には、太田ジオリサーチさんに多チャンネル式表面波調査を依頼して頂き、石垣の健康状態を「レントゲン」のように可視化して頂きます。

トーラスは民間のお客様に対してもご要望に応じてご紹介しています、これは目には触れない石積の内部まで、手を抜かず確実に処置をしている事の自信の現れです。


非破壊検査

石垣を傷つけず、表面波(地震波の一種)の伝わり方で、内部の変形のしにくさを示す「剛性」を測定します。


強度の数値化

施工前後の強度をグラフ化し、解析データによって剛性が向上したことを科学的に証明します。


検査データは、行政への報告書作成や、檀家・地域住民などへの説明責任を果たすための「最強の根拠」となります。


全国での施工実績

トーラスは、全国で数多くの石積、石垣の保存に関わるプロジェクトを手掛けてきました。下記はその一例です。


社寺仏閣

歴史的景観の維持が求められる現場での豊富な実績があります。



施工事例:社寺 奈良県五条市地内


Before                      After


施工事例:「#47【石垣・石積接着補強工事】広島県三原市」より


Before                   After


護岸・道路

自治体等が管理する海や河川護岸をはじめ道路擁壁の実績も豊富です。

水中不分離性材料を用いた特殊施工により、水辺の安全も守ります。


施工例:海中護岸 広島県江田島地内


施工中                  施工中


Before                 After


参照:施工事例「#68【石垣・石積接着補強工事】高知県芸西村」より


外部リンク:有限会社太田ジオリサーチさん



■大切な資産を、次の100年へ



石垣は、適切にメンテナンスを行えば、この先100年も200年もその姿を留められます。しかし、放置して一度崩壊してしまえば、失われた歴史的価値を取り戻すことは困難です。


「石垣に膨らみがある」「目地に隙間が見える」「小石が落ちてくる」のような微かなサインは、石垣からのSOSです。


石垣は、適切なメンテナンスを行うことで、長く安全にその美しい姿を保つことが可能です。しかし、メンテナンスを行わずに老朽化が進んでしまうと、地震や台風、ゲリラ豪雨などの自然災害によって倒壊してしまうリスクが高まってしまいます。また、強度の向上だけを目的とした補修では、排水機能や美観が損なわれてしまう恐れもあります。


石垣の安全と美観を守るためには、石垣補修の実績が豊富で信頼できる業者に依頼することが重要です。


株式会社トーラスは、豊富な経験と技術で石垣の状態や補修の目的などに応じて最適なご提案をいたします。まずは無料相談・お見積りをお気軽にご利用ください。


トーラスでは、現地調査・お見積りまで、原則無料で承っております。

大切な資産を次世代に繋ぐお手伝いをいたします。


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